1. 自覚症状

数年前から右腹脇が妙に痛みだし、走る事が困難になり、体力も落ちるようになりました。はっきりおかしいと自覚したのは熱が出るようになってからです。
平熱は低い方だったのに、週に3日と明けず38度が出るようになりまして、その頃から自律神経失調症のような症状が出るようになりました。
具体的には、すごく胃が張る感じがするのです。触ると、良くテレビや本で見るような形に胃が堅く張り、盛り上がっているといいますか。呼吸も苦しく、気分も悪く、食欲もなくなってきました。で、熱がでるようになった頃から、夜中に痛みで起こされるようになりました。あの、右脇腹の箇所です。熱が高くなると必然的に痛みも強くなるようです。でも、当時はとにかく胃が張る方が痛かったので、私は恒常的に胃薬を飲んだりしていただけだったのです。
ですが一向によくなりませんでした。
そうこうするうちに、食事をして胃腸が動くと激痛に襲われるようになりました。
で、即行でトイレに駆け込まなければいけなくなる事が毎朝でした。
そんなこんなに会社に行くのも大変になり、そろそろ薬に頼っても無駄なんじゃないか、と気付いたのです。
決定打は、体力の衰えを痛感した事実でしたが。
会社に向かう駅で女性とぶつかり、私がはねとばされて転んでしまったのです。
今までの人生、ぶっとばした事はあっても、女性に負けた事なんかなかったワタクシが。(私♀です)
大ショックでした。

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